2016年11月04日

誰でもできる失敗しない子育て

下の子が昨年20歳になり、一応の進路も定まりつつあります。

私たち夫婦の子育ても終わりに近づき、

あとは下の息子が大学を卒業するまで、

今にも折れそうな脛をかじらせるだけとなりました。


振り返ってみれば、子供を育てている時が、

多分人生の中で一番幸せな時期なのだと、

今さらながら思うのであります。

子供たちはそれぞれに自分の夢に向かって、

その専門知識を学ぶべき大学に進み、今現在一生懸命勉強しています。

親子の中もすこぶる良く、帰省したら必ず一緒に飲みに出掛け。

行く先々のお店の方々にも、うらやましがられる状況です。


しかしながら世の中を見渡しますと、

親が子を虐待したり、反対に子供が親を殺したりと、

どうしてそんなことになってしまったのだろうかと、

首をかしげざるを得ません。


私にはひとつの自信があります。

それはわたしたち夫婦がやってきたような子育てをやってもらえば、

全部が全部うまくいくとは限りませんが、

少なくとも親子が仲良く、子供も非行に走ることなく、

それぞれに考えて自分の道を進んでくれるようになると思っています。


多少の困難は当然ありますが、

覚悟さえ決めてしまえば、

どなたにも実行できることばかりです。

例えば、浮気はしない(笑)


まず子供の精神が安定するために必要なのは、

両親が仲が良いという事です。

両親の仲が良いところのお子さんが非行に走ることは、

めったにないように思います。


他には、基本的に子供に強制はしないこと、

子どもの意思を第一に尊重することなどがあげられます。

書きはじめるときりがありませんので、

近いうちに塾のPRを兼ねて、

市民センターあたりで講座を開きたいと考えています。


  

Posted by ひげの塾長 at 19:31Comments(1)子育て論

2016年02月09日

ご褒美

勉強を、お金や物でつってさせてはいけない。と思い込んでいる保護者の方、多いのではないでしょうか?確かに高額な金銭や物品を餌に勉強をさせるのはあまりお勧めできません。しかしちょっとしたもの、例えばあめんちょやちょっとしたおもちゃや文具など、自分で買おうと思えばお小遣いで簡単に買えそうなものを賞品に勉強をさせるのは、これは心理学的にも証明されたとても効果的なやり方なのです。

私の塾では、小学生には学習の量に応じてポイントを与え、その年間の合計である基準を超えた人には、500円~2000円程度のユーハイムのバウムクーヘンをご褒美に上げています。小学生はみんなこのご褒美を目指して一生懸命に日々勉強しています。この程度のものなら、自分で買おうと思えば買えますが、これを賞品としてもらう、つまり自分の頑張った結果としてもらうことで、その何倍もの価値を感じることができるのです。

また塾では、その日一生懸命勉強したご褒美として、帰るときにガラガラを回して、当たったらそれこそ数十円程度のおもちゃや文具がもらえるのですが、子供たちは本当に真剣にガラガラを回します。一生懸命勉強したからこそ、ほんの些細なご褒美が嬉しいのです。

中学生には、学習態度に応じて学期ごとにご褒美を与えています。成績ではなく、とにかく一生懸命頑張れば、ご褒美がもらえます。ですからほとんどの中学生は、黙々と一所懸命勉強しています。この雰囲気に慣れない人は、残念ながら私の塾では続きません。

小学校の教師をしていた時、私は学校で、ちょくちょくお菓子をあげたり、アイスをおごったりしていました。今思うと確かに反則です。他の先生方には多分にご迷惑をかけたことと思います。しかしながらそのおかげでクラスは明るく楽しく勉強と遊びのケジメがついたとても良いクラスが出来上がりました。もう20年以上前のことですので、当時の先生方、時効ということでお許しください。  

Posted by ひげの塾長 at 20:20Comments(0)子育て論

2015年10月19日

褒めればいいというものではない。

「子供は褒めて育てましょう。」という人が多いです。確かに叱ってばかりよりも、ほめて育てたほうが、多少良い子に育つのかもしれません。しかし、私の知り合いで、自分の子供を全く叱らないで育てたという人がいます。そこのお子さんもよく知っていますが、悪いお子さんではないのですが、若干常識に欠けるところがあるように感じます。

私が思うに、褒めてばかりでも叱ってばかりでも子供はまともに成長しないのではないかと思っています。ではどうすればよいかということですが、私の考えでは、「正しく評価をする」ことが大切であろうと思います。

悪いことをすれば叱る。正しいことや人の役に立つことをしたら褒める。元気がなければ励まし、うれしいことがあれば一緒に喜ぶ。そういう当たり前の対応をしていれば、子供は素直に育ってくれると思っています。

私は心理学を専攻していましたが、ある教授の言葉で「褒めるというのは、上の立場の者がすることだから、自分では好意で褒めたつもりが、相手に不快な感情を持たれてしまうことがある。」というのがありました。確かに、目上の人に「あなたはよく頑張りましたね。」なんていったら失礼際まりないですよね。

子供も小さいころは良いでしょうが、ある程度大きくなったら、むやみに褒めると反対にへそを曲げてしまうことも少なくありません。褒めるのではなく、正しく評価してあげれば、もめることもありませんし、子供の気分を害することもありません。


  

Posted by ひげの塾長 at 18:23Comments(0)学習塾情報子育て論

2015年05月21日

失敗しない子育て・・・3「子供は黙って聞いている」

胎教という言葉があります。世間ではいろいろ言われているようですが、要は、母体である母親にストレスを感じさせないということが大切です。母親のストレスは直で胎児に影響すると言われています。

こういった観点からも子育てにおいて父親の役割は最初から重要であると思います。よく子供のことは母親任せにしているお父さん方を見かけますが、子供は両親の愛情と影響を受けて育つのがベストです。

話を戻して胎教のことですが、うちでは妊娠が分かってからとにかく一生懸命話しかけました。母親はもちろん、父親である私もお腹に向かって一生懸命話しかけました。何かで読みましたが、子供は胎児の時から既に記憶が有り、小さいうちはまだ覚えているけれど、大きくなったら忘れてしまうのだそうです。しかし話しかけられた事実はしっかり潜在記憶に残り、その後の成長にプラスに働くことになります。

余談ですが、うちの娘は1歳ちょっとですでに言葉が出て、簡単な会話ができるようになっていましたが、胎児の時の記憶や出産の時の記憶がありました。出産の時は、「暗かったところから、突然明るいところに出てきた。」と言っていました。「私が生まれるとき、お父さんさんはいなかったよね。」とも言ってました。たしかに私はちょっと休憩するつもりが家で眠り込んでしまって、生まれる時には立ち会うことができませんでした。

とにかく子供には生まれる前から、生まれてからはもちろん、両親揃ってできるだけ話しかけてください。そしてこの時けっして幼児語は使わず、きちんとした日本語を使うようにしてください。話しかける利点は大きく2つあります。1つは子供が親の愛情を感じることができます。親の愛情を確信してる子供は、途中ちょっとグレることはあっても、けっして間違った方向には進まないと言われています。

もうひとつの利点は、知能が発達するということです。知能は言葉とともに発達すると言われています。早い時期にたくさんの言葉を知っていればいるほど、その子の知能は高くなります。

こんな話もあります。ある専業主婦の方が、子供が生まれてから、何の気なしに新聞を声を出して読んでいたのだそうです。それを横でずっと聞いていた子供は、自然に言葉を覚え、近所でも有名な利発なお子さんになったそうです。またあるお母さんは、仕事で毎晩遅く帰ってくるご主人の愚痴(多分にユーモアたっぷりに)をひたすら言いまくったそうですが、その子も前述の子供とどうよの優秀なお子さんになったということです。要は、小さい時にどれだけ話しかけられるか、言葉をたくさん覚えられるかということに、知能の発達のかなりの部分が関係していると言えます。

今、お腹にお子さんがいらっしゃるところ、または生まれたばかりの方は特に、お子さんにたくさん話しかけてあげてください。お子さんがすでに大きくなったところも遅くはありません。気がついた時からで良いので、できるだけ話しかけてあげてください。

うちの子供たちは二人共、いまでもいろんな話を親にしてくれます。楽しい話も悲しい話も悔し話も恋の話も、私たち親に話してくれます。同年代のお子さんを持たれる親御さんが、「うちの子はほとんど喋ってくれない。」と愚痴をこぼされているのを横目に、「うちは小さい時に一所懸命話しかけてもんねー。」とほくそ笑んでいました。

是非、やってみてください。
  

Posted by ひげの塾長 at 19:12Comments(0)子育て論

2015年05月11日

失敗しない子育て・・・2「子供は神様からの預かりもの」」

連休は、子供たちが家を出てから初めてどちらも帰省しないという、結婚以来初めての夫婦水入らずの連休でした。

おかげで2日は家内の同窓会について玉名まで小旅行に出かけ、7日は前からもう一度研修に行きたかった鹿児島の学習塾に、夫婦して研修に行ってきました。

以前は休みになると尻にほかけて帰省していた子供たちが、いくら用があるとは言え、帰ってこられないこともないのに帰ってこないという状況に、たくましくなったなあと思う反面、一抹の寂しさも感じています。

さて、わたしは大学を卒業して小学校の教員になって15年、学習塾を始めて17年が経ちました。その間たくさんの生徒さん方と接してきました。その中で、とても才能がありながら、その才能を生かせず挫折していく子供たちを少なからず見てきました。そしてその子供たちに共通しているのは、保護者の方の偏った考え方やお子さんに対する間違った愛情だったように思います。

人の親として、自分の子供が可愛いのは誰しも同じです。みんな自分の子供に幸せになって欲しいと願っています。ただ何が子供の幸せか、少し思い違いをしている方が少なくありません。ある人は、自分の子供にどうしても医者になって欲しいと一所懸命でした。なぜ医者かというと、一番経済的に安定している職業だと思っておられるからのようでした。しかしそのお子さんは、まったく医師という職業に興味がなく、次第に勉強に対して意欲がなくなってしまいました。

またある人は、自分の子供にどうしても難関高校に行って欲しいと毎日塾通い。それも週末は遠方の塾に泊りがけで出かけてました。努力の甲斐があって、無事その難関高校に合格しましたが、その子はそこで燃え尽き、高校に入ってから全く勉強しなくなりました。

このような保護者の方たちは、一体何を間違われたのでしょうか?お子さんを想う気持ちに嘘偽りはなかったはずです。それなのにお子さんの才能を生かせず、挫折させてしまったのは、多分それがお子さんの本当の希望ではなかったからだと思われます。

うちは、子供が物心ついてからは、すべてのことで決定は自分自身にさせていました。勉強の仕方は教える。でも勉強するかしないかは自分で決める。学校の宿題は、わたしは必要ないという方針でしたので、その旨子供たちに伝えましたが、上の子はそれにしたがい宿題は一切しませんでした。下の子は、揉め事が嫌いだったのか、渋々やっていたようです。

親として、助言はするけど決定権は常に子供に持たせていました。ですから下の子が現役の時受験した全ての大学に不合格をもらったとき、一言の弁解もせず、それまでの自分を反省し、一浪して夢を実現させました。

わたしは子供は「授かりもの」ではなく「預かりもの」であると思っています。世の中の役に立つ人間に育てろと、神様からお預かりしていると思っています。子供が出来たとき家内にもそう話して夫婦でそのように育ててきました。

さらにもう1つ耳の痛い話をさせてもらいますが、例えば「医者になって欲しい。」とか「いい学校に行って欲しい。」というのは本当に子供の事を思ってのことか、ひょっとして自分の見栄のためではないか、ちょっと立ち止まって考えて欲しいのです。偉そうに言いますが、私自身も自分の見栄のために子供に東大に行って欲しいと頭をかすめたことがあります。誰もが持ちやすい感情ではあります。ですから、自分の子供に何かしら希望を持つときは、それは本当に子供のためなのか、ひょっとして自分の見栄のためではないか、ちょっと考えて欲しいのです。

子供は、それが本当に自分のことを思ってやってくれることは、多少無茶であっても納得します。しかしその奥に親の見栄が見え隠れすると、途端に不機嫌になり、やる気を失う場合が少なくありません。

わたしは人間の幸せとは、だれかの役に立ち、やりがいのある人生を送ることだと思っています。けっしてお金持ちになることでも地位を得ることでもないと思っています。子供は神様からの預かりもの。大切に育てて社会にお返ししたいと思っています。
  

Posted by ひげの塾長 at 20:32Comments(2)子育て論

2015年05月01日

失敗しない子育て・・・1「はじめに」

今春、下の子供が無事大学に合格して、一応子供たちの将来の目処がつきました。これまでいろんなことに中途半端だった私が、子育てについては全力でやってきました。大学の時に学んだ心理学の理論をもとに、実生活の中からや、いろんな書物から学んだことを実践に生かしてやってきました。もちろん家内の協力があってのことです。

現在の状況を言いますと、上の子は非常に努力家で、九州最難関の高校に進学し、東大を狙って二浪しましたが突破できませんでした。しかしながら東大よりも難しいと言われている防衛医科大学の正規合格を果たし、現在3年生、成績優秀者だけが行ける国費短期留学生にも選ばれ、日々頑張っています。

弟の方は姉のように努力家ではなく、勉強が嫌いで、自分の好きなことに一生懸命な中学、高校時代を過ごしましたが、高校3年生になってから勉強に目覚め、教員になりたいとの希望を持ち、一浪はしましたが、教員養成系の大学では最難関の東京学芸大学に合格しました。

全く性格の違う二人の子供を育ててみて、同じように育てても個性があるということを痛切に感じました。しかしながらうちのような方針で子育てをすれば、たとえどのような場合でも、最低限、人様に迷惑をかけない、自分の道は自分で切り開いていくことのできる人間に育つという確信を持ちました。

そこで、これから子育てをする方、または子育て真っ最中の方、将来子育てをする予定の方に少しでも役に立てればと思い、ここに記録を残すことにしました。子育ては方針を間違えなければ、それほど難しくなく、誰でもうまくやることができると思っています。私が学習塾をやっているとか、もと教員であるとか、そういうことは全く関係なく、だれでも失敗なく子育てができると確信しています。

これから大体10項目くらいのことについて書いていこうと思っていますが、個人的な質問などはメールでお願いします。tmtanaka1959@gmail.com 次回は、「子供は親の所有物ではない。」という内容で書いてみたいと思います。

※以前どこかで似たような内容のことを書いたかもしれません。しかしこれまでの集大成として力を入れて書きます。ご期待下さい。
  

Posted by ひげの塾長 at 20:20Comments(3)子育て論

2014年01月19日

失敗しない子育て・・・3

だいぶ時間があいてしまいました。
何せ今は受験の追い込み期で、時間的、精神的な余裕がありませんでした。
今日は久しぶりゆっくりとした1日をすごしています。

今回は、なぜうちの子が親の言うことを素直に聞くのかということについて
書いてみたいと思います。


よく、このごろ
「最近いっちょん親のいうことば、聞かんごんなった。」
「子供が口をきいてくれん。」
などという話を聞きます。

特に若い頃ぶいぶい言ってた元気ものの知り合いが、
娘が口をきいてくれないとしょんぼりしている姿を見ると、
おかしいやら悲しいやら複雑な気持ちになります。

ところが、若い頃日本一の子分肌だったことを自称する私の子供たちは、
これまで一度も私に反抗したことはありません。
以前息子が、母親に反抗しかけましたが、
母親の反撃にあい、あえなく降参したことはあります。

反抗どころか、とても親を大切にしてくれますし、
気を使ってくれます。
また、困ったことがあると真っ先に相談してくれます。
最近知ったことですが、
受験勉強の合間を見て、息子が筋トレを欠かさない理由は、
持病もちの私が、もし歩けなくなったりしたとき、
私をおぶってどこでも連れて行くことができるようにするためだそうです。
ほんとに親孝行な子供たちです。

この様な親子関係を築くことが出来た最大の要因は、
子供たちが親である私たちのことを、
信頼してくれているからだと思われます。
では、どのようにして信頼関係を築いたかと言うと、
それは、これまで1回も子供たちにうそをついたことが無いと言うことと、
一度も約束を破らなかったことに尽きると思われます。

「いや、俺だって子供との約束は必ず守ってきたぞ。」
「でも、子供は反抗するし、言うことをきかない。」
とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれません。
でも、例えばこんな経験は有りませんか?

「言うこときかんなら、もうめしゃ食わせんぞ。」
とか
「宿題せんなら、今度の旅行には連れて行かんぞ。」
と言ったにも関わらず、
言うことを聞かなくても、ご飯を食べさせたり、
宿題しなくても、旅行に連れて行ったり。

こういう経験があると、子供は、いうことを聞かなくても、
宿題をしなくても、たいしたことは無いんだと学習してしまい、
それ以後、親の言うことは聞かなくなります。
潜在意識に、親がうそを言うことを植えつけてしまいます。
だから信用できないということになるのです。

うちは、口に出したことは必ず実行して来ました。
家内などは、子供と「片付けないものは捨てる」という約束をして、
子供たちが、片付けなかったら、
本当に何万円もするおもちゃや学校の教科書ですら、
有無を言わさず捨ててました。

このように「親は口に出したことはどんなことでも必ず実行する。」
ということを貫いていれば、
子供が親の言うことを聞かないという事態にはならないはずです。
子供にとって良いことでも気に入らないことでも、
一旦約束したら、必ず守ると言う姿勢をたつもことが
子育てをうまくやる秘訣です。

私が教師をしているとき、
他の先生が子供が言うことを聞かないと悩んでいるときでも、
私のクラスでは、まったくそういう問題がありませんでした。
その時、生徒たちから言われたことは、
「田中先生は、言わしたことは、絶対さす。」
と言うことです。
例えば、「今度のテストで全員が100点取ったら、授業中にアイスクリームをおごる。」
といって、ほんとに全員100点取ったので、
授業中に学校を抜け出し、近くのお店に行って、全員にアイスをおごったこともありました。
(もう時効だから、許してください。)

また、約束で「何かが出来なかったら授業をしない。」と宣言して、
丸一日授業をしなかったこともありました。

このようにたとえ小学生の子供とはいえ、
約束したことは必ず実行するという信念を貫いてきました。
そのことが、生徒たちとの信頼関係を強くしたのだと思います。


次回は、私たちが実際、子供とどんな約束をしたかについて、
書いてみたいと思います。
  

Posted by ひげの塾長 at 13:59Comments(0)子育て論

2013年12月18日

失敗しない子育て・・・2

今から22年前、32歳の時家内と結婚しました。
婚約して間もなく、ありがたいことに子供ができました。

私は、結婚してもお互い敬語で話そうと提案しました。
もちろん子供にも親に対して敬語を使わせるようにしました。
それは、子供に正しい言葉遣いを学ばせるとともに、
上下関係のしっかりした家庭を作りたかったからです。

私は西洋諸国のように親子、兄弟が対等で、
一見平等に見えるような家族関係より、
日本古来の年功序列、
上下関係のしっかりした家庭の方が、
子供を芯のしっかりした人間に育てるには、
大切ではないかと考えていました。
もちろん今でもその考えに変わりはありません。

そして結婚してから、、
私自身について次のことを決心しました。
「子供に後ろ指を指されるようなことは決してしない。」
ということです。

はっきり言って、夫婦仲が悪くなるのも、
子供が非行に走るのも、
原因の中で一番多いのは、父親の品行の悪さです。
それまでのに嫌というほど見聞きしてきました。

私は子供を育てるにあたって、
自分の行いを正しく律することを決意しました。
人として間違ったことは絶対にしないと。

よく家内に言います。
「僕はモテないんじゃない。」
「浮気はしないと決めているだけだからね。」
家内は、何も言わずニヤっと笑います。
多分信じていないのでしょう。
証明することができないのが残念です。

そして、実際に子供ができたとき、
こう話しました。
「子供は、授かりものじゃない。神様からの預かりものなんだ。」
「だから、世の中の役に立つように、立派に育てて社会に送り出さなければならない。」
と。もちろんこんな綺麗な標準語ではなく、立派な天草弁を駆使して言いました。

具体的に言うと、親の考えを押し付けることなく、
子供の個性を尊重して育てようということです。
ですから子供が小さい時から今に至るまで
大切なことを決めるときには、
一応意見は言いますが、最終決定は子供自身にさせています。

こんなことを言うと、えらく堅苦しい家庭のように思われるでしょうか、
実際はどこのどの家庭よりも明るく、話題の耐えない明るい家庭です。
そして、親子の間で揉め事は無く、子は親を敬い、親は子を慈しむ関係が
今もずっと続いています。

次回、子供が小さい時に実際どんな躾や教育をしていったかについて
書いてみたいと思います。  

Posted by ひげの塾長 at 19:40Comments(2)子育て論

2013年12月12日

失敗しない子育て・・・1

自分の子供が、絶対に非行に走らない自信がありますか?

自分の子供と一生仲良くできる自信がありますか?

自分の子供が立派な社会人になる自信がありますか?

私はあります。

それは、そうなるように育てたからです。

では、どうやって育てたかということを、これから詳しく書いてみたいと思います。
難しいことではありませんが、継続することは大変かもしれません。
そして、これは私の場合であるので、誰にでも当てはまることではないかもしれません。
しかしながら、これから子育てをされるところには、
それなりに参考になると思います。

では、ます「配偶者の選び方」からです。

私は配偶者を決める要素として、
絶対にこれだけはと決めていたことがありました。
それは、「私が尊敬できる人である」ということです。
その時の感情だけで相手を決めても、
決して長続きはしないであろうと思っていました。

テレビなどで、仲の良い夫婦と言われている人たちからは、
お互いに相手を尊敬しているという話をよく聞きました。
お互いに尊敬の念を持っていれば、
多少の困難はあっても、
協力して夫婦生活を続けていけるのではないかと思っていました。

私の短所は継続努力が苦手なことです。
できれば自分の持っている能力の範囲内で、
無難に生きていければ良いと思っていました。
ですから、もし結婚するなら、
何でもいいので努力して何かを成し遂げた人がいいなと思っていました。
その点、家内はすごい努力をして自力で高校・大学を出た人で、
のほほんと親のすねをかじって大学で遊んでばかりいた私から見れば、
十分尊敬に値する人でした。

もう一つありました。それは一緒にいて疲れない人でした。
家内とは出会った時から、何やらずっと一緒に過ごしてきたような
感じをもっていました。
実際今では仕事も一緒なので1日中一緒にいますが、
夫婦仲はいたって良好です。

子育ては、夫婦で協力してやらなければ、
決してうまくいきません。
ですから、いつでも話し合い、協力しあえる相手でないと
うまくいくものもうまくいきません。

私の子育てが、これまでうまくいっている理由の半分は、
理想の配偶者に恵まれたことにあると思っています。

次回は、「子供が出来た時に私が決意したこと」です。  

Posted by ひげの塾長 at 17:40Comments(2)子育て論

2013年10月17日

反抗期のお子さんがいたら

「最近、うちの子、反抗的で困るわ。」
という話をよく聞きます。

原因はいろいろありますが、
その一つに食の問題があります。

ご飯よりパン
魚より肉
お茶より牛乳
スナック菓子にジュースやインスタント食品

上記の4つをよく食べているとしたら、
かなり問題です。

1週間で良いので、出来るだけ食品添加物を含まない、
農薬が使われていない、または少ない、
昔から日本人が食べていた食品を食べさせてみてください。
何らかの変化があると思います。

どんなに家で気をつけても、
給食で食べてしまいますから、
完璧にというわけには行きませんが、
それでもやらないよりはましです。

写真は参考になる本です。
是非ご一読されることをおすすめします。

  

Posted by ひげの塾長 at 19:40Comments(2)子育て論

2013年10月02日

我が家の子育て・・・その4

田中家家訓の最後は「食べ物を粗末にしない」です。

食べ物とはつまりは他の生き物の命です。
食べ物を粗末にするということは、命を粗末にすることにつながります。

私が小さい頃は、ご飯粒1粒お茶碗に残しただけでも、
ビンタでぶっ飛ばされていました。

それが本当にいいのかどうかはわかりませんが、
私自身の心底に、食べ物を粗末にしてはいけないという気持ちが
叩き込まれたのは間違いありません。
まあ、そのせいで残したほうが良い場合もついつい食べ過ぎてしまう傾向はありますが、
食べ物を粗末に扱って気持ち悪い思いをするより、多少?太ってもいいかなあと思っています。

私は子供たちに手を挙げたことはほとんどありません。
というか子供を叩いのはたった1回、息子が1歳くらいの時、
お饅頭に指で穴をあけながら遊んでいた時です。
「食べ物を粗末にするな!」といって確かグーで殴りました。
もちろん手加減はしていましたが、相当効いたはずです。
それ以来、息子は決して食べ物を粗末にすることはありません。

うちは子供たちが話ができるようになってからは、一度も叩いていませんが、
まだ口が聞けないうちは、悪いことをしたら、その場で叩いていました。
私はその時だけですが、家内は結構叩いていたと記憶しています。
物心がつくまで、厳しく躾をしたので、
それ以後はほとんど叱ることはなくなりました。

まあ息子は、今でも片付けが下手だったり、
なかなか勉強をしなかったりと、
そう出来た子供ではありませんが、
間違ったことはしない、親に嘘はつかない、そういう信頼は
娘にも息子にも持っています。

ですから、どこに遊びにいくかとか、お小遣いを何に使うかなどは、
一度も聞いたことがありません。
もちろん信用しているからですが、
子供たちも信用されていることを知っていて、
親の信頼を裏切るようなことはしていないようです。

次回、田中家の教育方針について書いてみたいと思っています。  

Posted by ひげの塾長 at 19:29Comments(0)子育て論

2013年09月27日

我が家の子育て・・・その3

田中家家訓第2条は、「人に迷惑をかけない」ということです。
この点については、子供が物心つかないうちから徹底させてきました。

例えば、娘が1歳ちょっと過ぎたころ、家族で旅行に行きました。
ホテルのレストランで食事をしていたとき、突然娘が泣き出しました。
娘はその頃カタコトの言葉を話していたので、
泣き止まないなら、人に迷惑がかかるので外に出なさいと言って、
家内と一緒に泣き止むまで外に出しました。

そんな小さい子にと思われるかもしれませんが、
「三つ子の魂百まで」と言われるように、
小さい頃に叩き込まれた価値観は、
その人間の一生の価値観になります。

おかげでうちの子供たちは、公の場所で騒いだり、
人様に迷惑をかけるような行動は一切しませんでした。
そしておかげで、現在娘は大学で先輩や先生方の信頼を得て、
仲間も多く、重要な役職を任せられるようになっていますし、
息子に至っては、行く先々ですぐに友達ができ、
友達にはもちろん、その親御さんに気に入られ、
とても可愛がっていただいています。

人に迷惑をかけないということは、ひいては相手のことを思いやる心につながり、
これから子供たちが生きていく上での、一番大きな財産になると思っています。

乗り物や食事処などで子供が騒いでいても、注意一つしない親を時々見かけます。
よその人が注意しようものなら、注意した人に食ってかかるような輩までいるそうです。
昔は、地域で子供を育てるような環境がありましたが、
現在では、よその家のことに口を出すことは危険でさえあります。
せめて自分の子供は、世間一般の常識を持った人間に育てたいと思っています。
それが子供の幸せにつながると信じています。  

Posted by ひげの塾長 at 18:51Comments(0)子育て論

2013年09月25日

我が家の子育て・・・その2

田中家家訓第1条「年功序列」について

何事にも順序が大切で、順序の乱れが、
様々なトラブルの原因になります。

ですから私が目指す理想の家庭として、
下のものは上のものを敬い、
上のものは下のものを慈しむ。
そういう家庭を作りたいと思っていました

その基本となるのが言葉遣いです。
うちでは基本的にすべての会話は敬語で話します。
もちろん方言は使いますが、それでも親子夫婦すべて
基本的に敬語で話します。
親も子供に対して、ですますで話すことが多いように思います。

そんな堅苦しいと思われるかもしれませんが、
なれるとそれが普通で、本人たちはまったく気楽なものです。
冗談も言いますし、むしろほかの家庭より会話も多いし、
笑い声も大きいのではないかと思われます。

子供たちも、例えば親に不満があるときも、
丁寧な言葉で文句を言いますので、
あたがいあまり感情的にいはならないようで、
問題が大きくなりません。

例えば、
「うるさいんだよ。ばばあ。」
などと言いたい場面でも、
「お母さん、少しうるさいので静かにしてもらえませんか。」
となります。これなら、もめることもありません。

さすがに子供同士では敬語は使いませんが、
弟は姉の言うことに絶対逆らいませんので、
喧嘩はありません。小さい頃、親に隠れて
取っ組み合いの喧嘩をしたことが2度ほどあると言っていますが、
ある程度大きくなってからはお互いに尊重しあい、
とても仲の良い姉弟になっています。

このように下は上に逆らわず、上は下に無茶を言わない。
そういう関係が出来上がっていますので、
巷でよく聞く、
「娘が話をしてくれない」とか「父親の洗濯物だけ別に洗われる」
などということは一切起こりません。
親子、きょうだい、仲良く助け合って生活しています。

途中からはなかなか難しいと思われますので、
これから家庭を築かれる方は、
是非、年功序列のご家庭をお作りになることをおすすめします。  

Posted by ひげの塾長 at 17:44Comments(0)子育て論

2013年09月20日

我が家の子育て・・・その1

我が家の子育てについて、時々聞かれることがあります。
どうすれば○○ちゃんのような子供に育ちますか?とか
どうすれば子供が反抗しないように育てられますか?
など、うちの子供たちを知っている方々は口を揃えておっしゃいます。

うちでは年功序列。子供は親に絶対服従、言葉は敬語。
これまで反抗期らしきものはほとんどありませんでした。
一度息子が家内に反抗しかけましたが、即撃沈。
それ以後は、全く何も問題ありません。

なら家庭の中は堅苦しくて息が詰まりそうなのかといえば、
全くそうではなく、みんなよくしゃべるし、笑い声が絶えませんでした。
現在は娘も息子も家を出て暮らしていますが、
毎日のように電話がかかってきていますし、休みになると
一目散に家に帰ってきます。

自分ではほぼ理想的な家庭ができたと思っています。
多分これから先も一生仲の良い家族で行けると確信しています。
まあ、ここまで来るには私たち夫婦はそれなりに頑張ってきたわけで、
特に子育てについては、これまで何一つまともに続けることができなかった私が、
唯一飽きることなく全力で取り組んだことだと自信を持っています。

一つは自分がやってきたことの記録として、
もう一つは、これから子育てをされる方に少しでも参考になればと思い、
数回に分けて私たちの子育てについて書いてみたいと思っています。
まず、今回は子供が出来た時の私の決意についてです。

子供が出来た時には、小学校の教師になって10年ほど経っていました。
いろいろなお子さんを見てきて思ったことが、
子供が荒れる、反抗する一番の原因は、親の品行の悪さです。
子供は自分の親が本来大好きなわけで、
その親が夫婦の仲が悪かったり、よくない言動をすれば、
子供はかなりのショックを受けます。
その不満のはけ口として、非行に走ったり無気力になったりします。

ですから私は子供が出来たとき、
「人間として子供に後ろ指を刺されることは絶対にしない。」
と誓いました。
最初の子供ができてから20年あまり、ほぼこの目標は達成できていると思っています。
このことだけでも、子供が健全に成長するための大きな一因になります。
誠実に仕事をして、誠実に社会人として生活していれば、
少なくとも子供に対して自信を持って接することができます。
悪いことをしているという自覚があれば、子供の顔をまともに見れないでしょうし、
子供が悪いことをした時に、強く叱ることもできなくなるでしょう。
そうなると親と子の立場が不安定なものになると思われます。

うちの子は、小さい頃は私のことがかなり怖かったと言っています。
普段は優しいけれど、怒らせるとおしっこちびりそうだったと。
心理学的に怖いという感情は、決して嫌悪から生じるものではなく、
反対に尊敬する存在に対して怖れを感じると言われています。
うちのお父さんは(お母さんは)、間違ったことはしない。
この自信が、親に対して怖れを持たせ、かつ尊敬の念を持たせ、
子供を健全に成長させる大きな要因になります。

次回は、うちの家訓第1条「年功序列」について
書いてみたいと思っています。  


Posted by ひげの塾長 at 19:53Comments(0)子育て論