2013年08月23日

成績が上がる仕組み・・・1

まず成績とは何かと考えてみますと、中学校においては、学校で行われるテストの結果と考えて良いと思います。では学校で行われるテストには、どんなものがあるかと言うと、短い範囲の近々に学習した内容に限定して行う定期テストとそれまで学習した内容全般を出題範囲とする実力テスト(熊本県の中3は共通テストも)があります。

この中で定期テストは学校が評定する成績に関係があり、実力(共通)テストは、入試に直結する成績ということになります。ですから高校入試を睨んだ勉強をするには、定期テストではなく実力テストの成績を重視するべきです。

定期テストの勉強の仕方については、これまで何度か書いてきました。要は出題範囲の問題をくり返し、何度もやれば良いです。うちの塾では4回を目標にやらせています。

問題は実力テストの成績を上げる方法です。よく聞く話が、「定期テストの成績はいいんだけれど、実力テストは悪いんだよねえ。」という話です。これはあまりよくない傾向で、こういう生徒さんが往々にして受験を失敗する可能性が高いです。

実力テストではそれまでに身に付いた総合的な学力が問われますので、それ相応の勉強の仕方があります。次回、私の塾で行って実績を上げている勉強の方法を例に挙げ、成績が上がっていく仕組みを書いてみたいと思います。  

Posted by ひげの元塾長 at 19:58Comments(0)勉強法