2013年09月25日

我が家の子育て・・・その2

田中家家訓第1条「年功序列」について

何事にも順序が大切で、順序の乱れが、
様々なトラブルの原因になります。

ですから私が目指す理想の家庭として、
下のものは上のものを敬い、
上のものは下のものを慈しむ。
そういう家庭を作りたいと思っていました

その基本となるのが言葉遣いです。
うちでは基本的にすべての会話は敬語で話します。
もちろん方言は使いますが、それでも親子夫婦すべて
基本的に敬語で話します。
親も子供に対して、ですますで話すことが多いように思います。

そんな堅苦しいと思われるかもしれませんが、
なれるとそれが普通で、本人たちはまったく気楽なものです。
冗談も言いますし、むしろほかの家庭より会話も多いし、
笑い声も大きいのではないかと思われます。

子供たちも、例えば親に不満があるときも、
丁寧な言葉で文句を言いますので、
あたがいあまり感情的にいはならないようで、
問題が大きくなりません。

例えば、
「うるさいんだよ。ばばあ。」
などと言いたい場面でも、
「お母さん、少しうるさいので静かにしてもらえませんか。」
となります。これなら、もめることもありません。

さすがに子供同士では敬語は使いませんが、
弟は姉の言うことに絶対逆らいませんので、
喧嘩はありません。小さい頃、親に隠れて
取っ組み合いの喧嘩をしたことが2度ほどあると言っていますが、
ある程度大きくなってからはお互いに尊重しあい、
とても仲の良い姉弟になっています。

このように下は上に逆らわず、上は下に無茶を言わない。
そういう関係が出来上がっていますので、
巷でよく聞く、
「娘が話をしてくれない」とか「父親の洗濯物だけ別に洗われる」
などということは一切起こりません。
親子、きょうだい、仲良く助け合って生活しています。

途中からはなかなか難しいと思われますので、
これから家庭を築かれる方は、
是非、年功序列のご家庭をお作りになることをおすすめします。  

Posted by ひげの元塾長 at 17:44Comments(0)子育て論