2013年10月02日

我が家の子育て・・・その4

田中家家訓の最後は「食べ物を粗末にしない」です。

食べ物とはつまりは他の生き物の命です。
食べ物を粗末にするということは、命を粗末にすることにつながります。

私が小さい頃は、ご飯粒1粒お茶碗に残しただけでも、
ビンタでぶっ飛ばされていました。

それが本当にいいのかどうかはわかりませんが、
私自身の心底に、食べ物を粗末にしてはいけないという気持ちが
叩き込まれたのは間違いありません。
まあ、そのせいで残したほうが良い場合もついつい食べ過ぎてしまう傾向はありますが、
食べ物を粗末に扱って気持ち悪い思いをするより、多少?太ってもいいかなあと思っています。

私は子供たちに手を挙げたことはほとんどありません。
というか子供を叩いのはたった1回、息子が1歳くらいの時、
お饅頭に指で穴をあけながら遊んでいた時です。
「食べ物を粗末にするな!」といって確かグーで殴りました。
もちろん手加減はしていましたが、相当効いたはずです。
それ以来、息子は決して食べ物を粗末にすることはありません。

うちは子供たちが話ができるようになってからは、一度も叩いていませんが、
まだ口が聞けないうちは、悪いことをしたら、その場で叩いていました。
私はその時だけですが、家内は結構叩いていたと記憶しています。
物心がつくまで、厳しく躾をしたので、
それ以後はほとんど叱ることはなくなりました。

まあ息子は、今でも片付けが下手だったり、
なかなか勉強をしなかったりと、
そう出来た子供ではありませんが、
間違ったことはしない、親に嘘はつかない、そういう信頼は
娘にも息子にも持っています。

ですから、どこに遊びにいくかとか、お小遣いを何に使うかなどは、
一度も聞いたことがありません。
もちろん信用しているからですが、
子供たちも信用されていることを知っていて、
親の信頼を裏切るようなことはしていないようです。

次回、田中家の教育方針について書いてみたいと思っています。  

Posted by ひげの元塾長 at 19:29Comments(0)子育て論