2013年10月04日
転載します・・・2
効力感を身につけるには
2009-06-20 13:33:52
効力感を説明する前に、その反対の意味を持つ無力感を説明しなければなりません。
「どうせ僕なんか、何をやってもだめなんだ。」
という子ども達が、最近特に多くなったような気がしています。
何をやってもだめだろうと思う無力感は、
最初からあったものではなく、
子ども達が成長している過程で、学習したものなのです。
ここで言う学習とは、勉強のことではなく、
生まれつき持っているもの以外で、
生活していく中で身に付けたものと言う意味です。
例えば、小さいときには、色々夢があります。
野球選手になりたい。スターになりたい。
または有名進学校に合格したい。など、
しかし、こういう夢はほとんど場合かなうことはありません。
夢をかなえようと、それなりに努力した結果、
自分にはそういう力は無いのだと否が応でも学んでしまいます。
また、親の期待が大きすぎるために、
子どもなりに満足している結果に対しても、
大人にだめだしされたりすることも少なくありません。
こういう経験を繰り返しているうちに、子ども達は
どうしようもない無力感が身に染み付いてしまいます。
これが「学習された無力感」と呼ばれるものです。
では、無力感と反対の効力感は、どうすれば身に付くかというと、
これもやっぱり学習するしかないのです。
努力した結果うまく行った体験、成功体験が積み重なって、
ゆるぎない効力感が身についていきます。
こういう子どもは、努力することを惜しみませんし、
夢があれば、あきらめず、最後まで頑張りとおすことが出来るようになります。
テスト勉強を頑張ったら成績が上がった。
一生懸命練習したら野球のレギュラーになった。
こういう体験に加えて、それに対する正当な評価を
親や先生などから受けると、
子ども達の効力感は、ますます強くなっていきます。
ですから私の塾では、成績のよい事が褒められることは無く、
努力して結果を出すことに高い評価を与えています。
本当は、この効力感が身に付けば、
ほっといても成績は上がってきますが、
それにプラス、成績を上げるテクニックを知っていれば、
加速度的に成績は上がっていきます。
次回はいよいよ勉強がとっても苦手な生徒のための勉強法について
書いてみたい尾思っています。
2009-06-20 13:33:52
効力感を説明する前に、その反対の意味を持つ無力感を説明しなければなりません。
「どうせ僕なんか、何をやってもだめなんだ。」
という子ども達が、最近特に多くなったような気がしています。
何をやってもだめだろうと思う無力感は、
最初からあったものではなく、
子ども達が成長している過程で、学習したものなのです。
ここで言う学習とは、勉強のことではなく、
生まれつき持っているもの以外で、
生活していく中で身に付けたものと言う意味です。
例えば、小さいときには、色々夢があります。
野球選手になりたい。スターになりたい。
または有名進学校に合格したい。など、
しかし、こういう夢はほとんど場合かなうことはありません。
夢をかなえようと、それなりに努力した結果、
自分にはそういう力は無いのだと否が応でも学んでしまいます。
また、親の期待が大きすぎるために、
子どもなりに満足している結果に対しても、
大人にだめだしされたりすることも少なくありません。
こういう経験を繰り返しているうちに、子ども達は
どうしようもない無力感が身に染み付いてしまいます。
これが「学習された無力感」と呼ばれるものです。
では、無力感と反対の効力感は、どうすれば身に付くかというと、
これもやっぱり学習するしかないのです。
努力した結果うまく行った体験、成功体験が積み重なって、
ゆるぎない効力感が身についていきます。
こういう子どもは、努力することを惜しみませんし、
夢があれば、あきらめず、最後まで頑張りとおすことが出来るようになります。
テスト勉強を頑張ったら成績が上がった。
一生懸命練習したら野球のレギュラーになった。
こういう体験に加えて、それに対する正当な評価を
親や先生などから受けると、
子ども達の効力感は、ますます強くなっていきます。
ですから私の塾では、成績のよい事が褒められることは無く、
努力して結果を出すことに高い評価を与えています。
本当は、この効力感が身に付けば、
ほっといても成績は上がってきますが、
それにプラス、成績を上げるテクニックを知っていれば、
加速度的に成績は上がっていきます。
次回はいよいよ勉強がとっても苦手な生徒のための勉強法について
書いてみたい尾思っています。