2014年12月24日

高校受験に関する考察・・・1

熊本県の公立高校後期受験まであと75日。私立の奨学生に至っては1ヶ月を切りました。

そこで私が高校受験に対して思っていることを、つらつらと書いてみたいと思います。

あくまで私の私見でありますので、ご自身のお子さんの受験に関しましては、参考程度にお考え下さい。


意見その1
やっと入ったトップ校より、トップに入れる中堅校

パレートの法則というのがあります。要はどのような集団でも、出来の良い2割と普通の6割、出来の悪い2割が形成される。という法則です。

この法則、意外と的を得ています。

例えば、同じ程度の学力の子が、かたや相当努力してトップ校に合格しても、だんだん成績も振るわなくなり結局大学受験には失敗。もう一方はトップ校に落ちて、中堅の私立高校に進み、そこでトップクラスに入ることで、大学受験ではかなりの難関校に合格する。というようなことは実際うちの塾でも起こっていますし、他の塾の先生からもよく聞く話です。

ですから最近うちの塾では、無理して公立のトップ校は狙わず、あえて中堅私立の奨学生を狙う生徒が増えてきました。今年度などは、実に塾生の半数が熊本市内の私立高校を第一希望にしています。

うちの卒業生の話ですが、とある公立のトップ校に進んだ生徒は、国立の医学部に進みましたが、その学校には1位に1点差の2番で合格しています。

そういう意味で、志望校を決めるときは入学して十分トップクラスに入ることができる高校を選ぶほうが良いと考えます。
  

Posted by ひげの元塾長 at 20:58Comments(0)受験情報