2016年03月30日

こんなお子さんはどこに進学すればいい?(5)

ここでちょっと話題を変えます。

私のブログに関して、地元の高校で教員をしている同級生からメッセージが来ました。

「地元の子供は地元で育てよう。僕は頑張るよ。」

確かに彼は非常に熱心な先生で、飲んで私と教育論などを戦わせたこともあります。

しかしながら、こればかりは反論せずにおれません。

例えばこんな生徒がいました。

「今の時点では大学に進学したいけど、公務員になりたい気もする。」

そこで私は或る私立の学校を薦めました。

そこは、入学するときは普通クラスでも、2年に上がるときに希望があれば公務員クラスに変更できるのです。

その生徒は、特待生として特進クラスに入りましたが、2年に上がるとき希望して公務員クラスに入りました。

それでも特待生としての条件はそのままで通えています。

先日その生徒のお父さんと話をしましたが、今とても意欲的に学校に通っていて、その学校を薦めたことをとても感謝してくださいました。


もしその生徒が地元の高校に進んだ場合、はたしてそのような指導を受けることができたかと言えば疑問です。

私は自分の仕事に対して誠実でありたいと思っています。

そして私の塾の実績など考慮しないで、その生徒にとって一番良いと思われる学校を薦めています。

また薦めるだけで、本人が希望する学校があれば希望する学校に合格できるようにバックアップします。


ともあれ地元に彼のような熱心な教師がいてくれることは、大変心強く思っています。

ちなみに今年は彼の学校にたくさんの生徒が進学しました。

びしびし鍛えてほしいと思っています。  

Posted by ひげの元塾長 at 19:50Comments(0)受験情報