2018年05月23日

わかるという事

数学の問題があったとします。

結果的には、正解か不正解の2種類しかありません。

しかし、正解の中にも完全に理屈まで理解して正解しているのもあれば、

なんとなく以前解いたことがあってそれを覚えていたというのもあるでしょう。

また、なんかやってるううちに正解してしまったという場合もあるとおもいます。


不正解にも段階があります。

まったく意味さえ分からない。

意味は分かるけど解き方はわからない。

あとちょっとでわかりそうなんだけど。

わかったんだけど計算間違い(笑)


毎日コツコツ勉強していると、間違いは間違いだけどだんだんレベルが上がってきます。

そしてある一線を超えると、これまで間違っていた問題が、

嘘のように正解になってきます。


これまでたくさんの生徒を教えてきて、

この一線を超える瞬間をたくさん見てきました。

その時の生徒の顔は、

まるで悟りを開いた僧のように、

キラキラと目を輝かせます。


今年も今の段階で数名が、

その一線を超えようとしています。

非常に楽しみです。  

Posted by ひげの元塾長 at 20:06Comments(0)勉強法