2013年06月28日

私の勉強法・・・その1

私は元来なまけものです。できれば何もせず1日ぼーっとテレビを見ているのが大好きです。ですから何をするにも出来るだけ労力を使わずに効果を上げることに知恵をしぼります。

学生時代の勉強法もそうでした。勉強するのは学校と週に2回行っていた学習塾だけでした。家庭学習はほとんどしたことがありません。しかしながら成績は悪くなかったし、大学も国立に現役で合格しています。

今よくよく考えると、以前ご紹介しました「学習の作法」(天流仁志著)に書いてある学習の作法に則って勉強していたという気がしています。どういう勉強法か一言で言うなら、「理解してから覚え、出来るまで繰り返す。」という方法です。

例えば数学では、まず授業で習うところを授業中に理解するようにします。授業の進行には関係なく、その日に勉強するところの教科書を読み、まず理解します。たいていの内容は教科書を読めば理解できました。あとは先生の授業を聞きながら確認していきます。大抵演習の時間がありますので、そこで本当にできるようになっているかどうか確かめます。そしてあとは塾に行って応用力をつけます。このやり方だと特に家で勉強する必要はありませんでした。

そんな勉強法誰にでもできるわけではないと思われるでしょう。しかしながら私の塾では、小学校から通っている生徒のほとんどは自分でテキストを読み理解して演習問題をこなし、どんどん先に進んでいます。速い生徒は2学年先、3学年先を自力でやっています。私の経験から、やる気さえあればほとんどの生徒がこのような勉強法が可能です。

勉強が苦手、成績が悪いと言われる生徒のほとんどは、自分で読んで理解しようとしない、というよりできないと思い込んでいます。よく生徒は「まだ学校で習っていません。」と言います。私たちは「だから?」と答えます。「ともかく読んでやってみなさい。意味がわからないところは質問しなさい。」というとぐずぐず言っていた生徒も意外と簡単に出来てしまいます。この経験がある生徒は中学校に入っても、新しい単元でも自分から進んで取り組み、どんどん力を付けていきます。

授業で習わなければ、理解できないというのは錯覚かもしくは授業する側の陰謀です(笑)。勉強はテキストを自分で読んで理解できます。どうしても意味がわからないところだけ、誰かに聞いて理解すればいいのです。この方法ができれば自分のペースで自分の力にあった勉強があまり苦もなくできます。

今回は数学の例を挙げましたが、これからその他の教科の私の勉強法をぼちぼち書いていきたいと思っています。


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Posted by ひげの元塾長 at 18:45│Comments(0)勉強法
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