2013年07月02日

私の勉強法・・・その2

一言で言うと、出来るだけ労力を使わずに効果を上げる勉強法、または必要なことだけ選んでする勉強法。それが私のやってきた勉強法です。理解を要する勉強につきましては、その1で書いたとおりですが、暗記を要する勉強にはとても苦労しました。

私は興味のないことを覚えることがとっても苦手で、特に社会の地理に関しては、全くと言っていいほど興味がなかったので、その勉強法に苦労しました。

例えば、日本史や理科の教科につきましては、小学校の時から学習まんがをすり切れるほど読んだので、基本的なことが頭に入っていました。ですから暗記することにさほど苦労はしませんでした。

問題は地理と世界史でした。ただ、受験には必要のない科目でしたので、学校の定期テストで赤点を取らないための勉強法になりますが、教科書の太字で書いている言葉の意味を調べ、その意味と言葉だけを暗記しました。これなら一夜漬けで十分です。赤点ラインをちょっとだけ超える程度の点数ですが、だいたい取れていました。

赤点は・・・1回だけ取りました。それは世界史でした。一夜漬けするつもりがうっかり眠ってしまって、まったく何もしないまま試験を受けました。「1万年前に人類にとって大きな変化がありましたが、それは何ですか?」という問題で、正解が「直立歩行」というところに、私は「ゲルマン人の大移動」と書いて、なんと全学年で私だけ不正解という画期的な間違いをしでかしてしまったのでした。(40年近く経っても忘れられない苦い思い出です。)

授業を聞いていれば、そんなことにはならないのでは?と思われるでしょう。しかし私は興味のない教科は、授業もほとんど聞いていませんでした。そういう時間はひたすら妄想に耽るか、50個のマスを作り(授業が50分だから)、1分ごとにそのますを塗りつぶしていました。今思うと、先生方に申し訳ない気持ちで一杯です。

話がそれてしまいましたが、要は、私は進級及び大学受験に必要のない勉強は一切しなかったいうことを言いたいのです。私の持論ですが、受験勉強は大学に通るための勉強で、大学に通りさえすれば良いと思っています。ですから情報を集め、出る問題を必要なだけ勉強する、それでいいと思っています。

分析に時間をかけただけあって、最小の努力で国立大学に現役合格しました。その年は国立が一期校二期校に分かれて受験していた最後の年で、合格最低点が驚くほど跳ね上がった年でした。ですから私が合格の知らせを学校に持っていったときは、先生が誰もがすぐには信じてくれなかったほどでした。

こんな話、今の受験生に参考にならないかもしれません。さらに、この話を常に聞かされていたうちの長男が、私の真似をしていることにちょっと不安を感じています。結果も似てくれれば良いのですが・・・・


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Posted by ひげの元塾長 at 18:45│Comments(0)勉強法
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