2017年09月08日

こうすれば東大に行ける・・・・3

読み書きがスムーズにできるようになったら、是非取り組みたいのが文章の要約です。国語力というのは、結局のところ要約する力というところに行きつきます。

ではどうすれば要約力が身につくかという事ですが、これは様々なやり方がありますが、以前私が所属していた教育技術の法則化運動(現TOSS)で行われていた向山型要約指導法が最も効果がある方法だと思います。

この方法を私なりに改良した方法が以下の通りです。

文章を読み、まず何のことについて書いてあるか、主語になる言葉を抜き出します。次に、それがどうだという言葉、述語になる言葉を抜き出します。最後に、その2つの言葉に加えたほうが良い言葉、目的語を抜き出します。最後にこの3つの言葉を繋ぎ合わせて要約文を作ります。簡単でしょう?

以前小学校の教師をしていた時、6年生のクラスでこの方法で要約指導をしたところ、クラスの全員が、全く同じ要約文、それも教師用の指導書に書いてある要約文と寸分違わぬ文を書いたという事実があります。今でも中学生に時々この要約文指導を行うことがありますが、だいたい同じような結果になります。

この方法を身に付けたら、是非取り組んでいただきたい問題集があります。学林舎というところから出版されている「成長する思考力」という問題集です。国語と算数がありますが、国語の方です。これは要約力を付けるために特化された問題集です。

うちの生徒さんたちは、この問題集に全員取り組んでいますが、これだけで難関中学を受験する力が十分についてきます。是非お試しください。小学生用ですが、国語が苦手な中学生にも十分役に立ちます。10級がら1級までありますが8級くらいから始めると良いかと思います。

うちの子供たちももれなくこの問題集をやりましたが、娘はセンター試験で国語は漢字を1問間違えただけでした。息子も学校であった学力テストで国語の偏差値が80を超えたこともありました。

国語の力は、特別なことをする必要はありません。会話をして、言葉をたくさん覚えて、書き取りをして、基本的なことを積み重ねていけば、現代文に関しては十分力がついてきます。



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Posted by ひげの元塾長 at 17:45│Comments(0)学習塾情報
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