2012年07月01日

問題集の選びかた

高校受験だけでなく、大学受験でも資格試験でも言えるのですが、成功の秘訣は問題集の選び方と使い方にあります。

まず選び方ですが、自分で見て、大体8割の内容が理解できる程度の易しい問題集がベストです。私はよく勉強を野球にたとえるのですが、野球の練習で皆さんが常識的にやっているのは、基礎基本の反復と今の技術でできることよりほんの少し難しい技術の練習です。勉強も同じで、すでにわかっているところ理解できているところを繰り返し勉強して、それにプラスちょっとだけ自分にとって難しい課題をやるのがもっとも効果的で意欲も出るものです。ですから、問題集を選ぶ場合は、自分の目で見て簡単だと思えるものを選ぶのがポイントです。

そしてその使い方ですが、一番やっていけないのは、一回やってそれで終わりという勉強です。野球で、「もうゴロもフライも取れたか守備練習はしない。」「直球もカーブも打てたから、バッティングの練習はしない。」というのは通用しないことは誰でもご存知ですね。勉強もすでにできることを繰り返しやり、それにプラスちょっとだけ新しい課題に挑戦するというのがベストです。

私の塾では、同じ課題を4週間続けてやります。4回もやると4回目にはほとんど生徒がスラスラできるようになります。この「スラスラできるようになる」「即答できるようになる」ことが、成績を上げるもっとも大切なポイントなのです。

是非いろんな場面でやってみてください。効果は保証します。  

Posted by ひげの元塾長 at 10:30Comments(4)勉強法