2018年10月31日

新学年に上がるまでに何をするべきか・・・年長児その1

今年度になって、7か月が過ぎました。

残すところ、あと5ヶ月です。

新年度を迎えるにあたって、

それぞれの学年で、何をすればよいか、

学年ごとに書いてみたいと思います。


最初は、年長児です。

5か月後には、小学校が待っていますが、

準備はお済でしょうか?

準備って、勉強は小学校に上がってからすればいいんじゃないの?

って本気で思っておられたら、

それは大きな間違いです。

私は小学校にいたとき、

1年生だけ担任したことがありません。

よって詳しいことはわかりませんが、

近くで見ていて、

まず先生方も、ある程度字が読めることを前提に、

準備を進められます。

大抵机には、その子の名前がひらがなで書いてあります。

まだ習ってもいない字で書いてあるのです。

その他にも、全く何も知らない状態で小学校に上がったら、

結構大変なことになります。

そして間違いなく、

自分は勉強ができないのだと自信を失ってしまいます。

ですから、ある程度の学力は身に付けて行かなければ、

お子さんが苦労することになります。

では、何をどれだけやればいいのか、

それは次回、詳しく書いてみます。  

Posted by ひげの元塾長 at 21:35Comments(0)勉強法学習塾情報

2018年10月23日

そんなに怖いか?

ある中学生、

今度のテストで飛躍的な躍進をしました。

どうやら学年で1,2位を争うほどになったみたいです。

これまでは10番前後の成績だったので、

本人もとても喜んでいます。


この生徒、一応私が担当しているのですが、

めったなことでは私には質問に来ません。

何か困った時には、

家内のところに質問に行っているみたいです。


昨日、彼はかなり難しい問題に取り組んでいて、

困ったので家内に質問に行ったそうです。

うちのデータベース教材は、

問題に難易度が付いていて、

3は基本、4,5は練習、6以上は応用問題で、

8が最高レベルです。

彼がやっていたのはレベル7、

難関校を受験する生徒が、

受験直前に取り組むレベルの問題です。


家内も、「即答できないので一旦預かるか、急ぐなら博樹先生(私)に聞いて来なさい。」

と言ったそうです。

すると彼は、

「自分で何とかします。」といって必死に取り組み、

しばらくして、「やったー。わかったー。」と

家内のところに報告にきたそうです。


学力をつけるには、

ぎりぎりまで自分で考えて、

出来るだけ自分の力で解答を導き出すのが一番です。

ですから、安易に先生に質問せずに、

自分でとにかくやってみようという姿勢が、

彼の学力を大いに伸ばしたと考えられます。

家内にはみんな質問しやすいらしく、

いつも生徒が群がっていますが、

私でなければ答えられない問題もあるので、

どうしてもわからない時は、私に質問するしかないのです。

聞きたい、でも怖い、でも聞きたい。

そう言う葛藤が生徒にはあるみたいです。


ちなみにうちの卒業生で、

国公立の医学部に行った生徒も、

京都大学に行った生徒も、

うちの塾にいたときには、

私には数えるほどしか質問に来ませんでした。

ぎりぎりまで自分で考え、

最後の手段で私に質問する。

そう言った生徒が、最も成績を上げているのは、

間違いのない事実です。

だからと言って遠慮せず、

いつでも質問に来なさい。

と言ってるんですが、

今日もまだ誰も質問にはきません(笑)  

Posted by ひげの元塾長 at 21:17Comments(0)学習塾情報

2018年10月18日

英語の発音

私たちの受験のころは、

英語の発音はあまり問題ではなく、

英文が読めて、書ければ、

大学入試まで全く困りませんでした。


私の場合も、英語の発音は全くでたらめでしたが、

外国人とは話す機会もほとんどなく、

全く不自由は感じませんでした。


インターネットが普及してからも、

英語は読めれば問題はなく、

余計に発音など気にする必要はなくなってきました。

それを言い訳にするわけではありませんが、

私の場合、英語の発音は全くダメで、

今、幼児と小学生に英語を教えていますが、

耳に入れている英語は、

CDに録音されたネイティブの英語で、

私の英語は、できるだけ耳に入れないようにしています。


そんな私が、唯一英語の発音を褒められる場面があります。

それはカラオケで英語の歌を歌うときです。

何故、カラオケの時だけ英語の発音が褒められるかと言うと、

それは、覚えたときに、文字はほとんど見ず、

意味などほとんど考えずに、

レコードやテープ(ふる)を何度も聞いて、

それをまねして歌う練習をしていたからです。


私はビートルズの歌をよく歌いますが、

覚えた当時が中学校の1,2年生のころで、

単語などまだあんまり知らないころで、

反対にそれが良かったみたいで、

今でも良く歌いますが、

意味はほとんどわからないまま歌うことが多いです。


そして今頃になって文字を見て、

「へーこの歌は、こんな意味だったんだ。」と

改めて思うことが多いです。


英語の発音を良くするには、

最初は文字を意識せずに、

聞こえたままを真似して発音することが大切で、

私の塾がやっているLepton子ども英語教室は、

CDに録音されたネイティブの英語を、

聞こえたまま、まねをして発音します。

ですから、あまり単語を知らない低学年ほど、

覚えた英語の発音が、ネイティブに近い発音になっているようです。


余談ですが、まだ若いころ(40年ほど前)

先輩に連れて行っていただいたスナックで、

外国から来られていたお姉さんに、

「たなかさーん、えいごじょうずねー。」

と言われて喜んで歌ってのを、

時々思い出します(笑)  

Posted by ひげの元塾長 at 20:54Comments(0)学習塾情報

2018年10月17日

県外難関私立中高一貫校訪問

先日、うちの家内が、生徒を伴って

福岡の久留米附設を訪問しました。

現在、中学校の窓口になってくださっている先生は、

うちの娘が高校生のときの担任の先生です。

娘の時は、女子は高校からしか入れませんでしたが、

現在は、中学校から受験できるようです。


訪問した生徒は、

校舎内や実際の授業風景などを見せていただいて、

また、担当の先生から、

受験に関する注意点などをお聞きして、

今まで以上にやる気を出したみたいです。


今後、長崎の青雲、佐賀の弘学館を訪問予定ですが、

そこには私も一緒に行く予定です。


中学校から親元を離れてでも、

将来のために思いっきり勉強したい。

と言う人には、県外の難関中高一貫校は

ひとつの選択肢です。




ちなみに、前回のブログの理科の問題の答えは、

440gです。正解されましたか?
  

Posted by ひげの元塾長 at 21:09Comments(0)学習塾情報

2018年10月15日

理科の特別授業

中学受験で、もっとも大変なのは算数ですが、

実はそれ以上に難しいのが理科です。

特に、天秤、ばね、滑車のところなどは、

中学校の知識をもってしても歯が立ちません。


今日は5年生の生徒といっしょに

天秤のところを勉強しました。

中学校の理科は、

公式の通りに手順に従って解いていけば、

大抵の問題は解けますが、

中学受験の理科は、

発想の転換をしないと、

解けない問題が多いように思います。


では、今日やった問題、

解いてみてください。

答えは、次回に発表します。


<問題>
長さが100cmで太さが均等でない棒があります。

左端を床に付けて、

右から20cmのところをばねばかりで測ると300g

右端を床に付けて、

左から20cmのところで測ると250gでした。

この棒の重さは、何グラムでしょうか?


どうしても答えが知りたい方は、

tmtanaka1959@gmail.comまで、メールをください。

ちなみにその5年生の子は、1つヒントをあげたら解けました。


  

Posted by ひげの元塾長 at 21:11Comments(0)受験情報

2018年10月11日

のび太君

のび太君と言っても、あのドラえもんに出てくる少年とは違います。

私が言うのび太君とは、

びっくりするほど成績が伸びた生徒のことです。

今、私が指導している生徒に、

入塾した時は偏差値50代前半だった生徒が、

約1年半で偏差値70前後まで伸びてきた生徒がいます。

よほど付きっきりで勉強を教えたと思われるでしょうが、

そうではなく、直接勉強を教えたのはほとんどなく、

勉強のほとんどはその生徒が自力でやっています。


それなら塾に行かなくても自宅でやっても良かったんじゃない?

と思われるでしょう。

でもそこが違うんです。

塾の役割は、勉強を教えることだけではありません。

今、何をすべきか判断してあげること。

実は、これが最も大切で最も難しい事なのです。


例えば病気をして病院に行き、薬をもらったら治ったとします。

その薬は、普通に薬局で売っているような薬だったとします。

それなら最初から病院なんかには行かないで、

薬局に行って自分で薬を買えばよかったと思うかもしれません。

でも、その薬を飲むことをお医者さんが判断しなければ、

自分で勝手に適当な薬を飲んでいたのでは、

治る病気も治りません。


これと同じように、

塾の仕事で最も大切なのは、

その生徒に、今何をどれくらいするべきなのかを判断することと、

ドンナ状況にも対応できるだけの教材を準備することです。


しかしながら、

どんなに優れた教材を準備しても、

どんなに適切な計画を立ててあげても、

それに従ってくれなければ効果はありません。


まるでお医者さんの言う事を全く聞かずに、

病状を悪化させるようなもんですからね。  

Posted by ひげの元塾長 at 21:19Comments(0)勉強法

2018年10月08日

終わりよければ・・・

月日の経つのは早いもので、

今年もあと2か月と3分の2を残すのみ。

私立中学、高校受験で、早いところは年末に行われます。

あと2か月ちょっとしかありません。

ついこないだ、今年度になったばかりだと思っていたのに、

月日の経つのが早すぎて、

焦りさえ感じる今日この頃です。


読んだ本によると、時間と言うのは人間の錯覚で、

本当は時間は存在せず、

過去も現在も未来も、

同時に存在しているそうです。


まあそう考えると、タイムスリップや予言や、

そういった時間に関する不思議なことも

説明ができるいうものですが、

私の固い頭では、それ以上のことは理解できません。

ただ、一つだけ私が信じているものは、

現在次第で、過去はどうにでもなるという事です。

例えば、いじめられ虐げられた過去があるとします。

しかしそれに負けず、それをばねにして努力し、

成功を掴んだとしたら、

その苦しい過去は、現在の幸せにつながる

貴重な体験だったことになり、

ひとつの価値を持ちます。


反対に過去のつらい体験を、

恨んだり諦めたりして、

その後の人生が非常につらいものだとしたら、

過去のつらい体験は、現在の不幸を作った元凶にもなります。


つまり現在次第で、過去は良くもなるし悪くもなるのです。

終わりよければすべてよし、

そうなるように心掛けたいと思っています。

  

Posted by ひげの元塾長 at 21:09Comments(0)つぶやき&ぼやき

2018年10月04日

相手が自分をどう思っているか知りたいとき

昔、何かの本で読んで、

試してみたら意外と当たったものに、

相手に自分の指を1本握ってもらって、

その指で相手が自分に持っている感情を知る方法がありました。


ちなみに、

小指・・・・恋愛感情
薬指・・・・好意
中指・・・・なんとも思っていない
人差し指・・・・嫌悪感
親指・・・・尊敬

だそうです。

気になる人にちょっと試してみてください。


でも、ここで言いたいのはそのこと自体ではなく、

感情の変化についてです。

見てみますと、小指から親指にかけて順番に、

好きだという感情が少なくなっていきます。

ただ、嫌悪感の向こうに尊敬があるというのが、

非情に面白いと思います。

つまり尊敬と言う感情は、嫌悪感の外側、

一種の恐れの感情が尊敬につながっていると思われます。


よく生徒も保護者の方も、私が怖いとおっしゃる方が多いです。

私の仕事をしているところだけを見ての感想だと思います。

私的な部分を見ていただければ、

意外とお茶目でひょうきんものなのですが・・・・


私は自分の仕事に対して、

誠意をもってやっているので、

後ろめたさと言ったものがありません。

そういう態度が、怖いという評価になっているのかもしれません。

ただ、怖いという感情は、

尊敬につながっていると信じて、

日夜頑張っています。

まあ、自分で自分を慰めていると言った感じですかね(笑)  

Posted by ひげの元塾長 at 20:36Comments(1)つぶやき&ぼやき

2018年10月02日

高校学校説明会

10月は、主に熊本市内の私立高校の学校説明会に出かけています。

センターでは、恵子講師が担当していますが、

来年度独立予定の林講師も、

今年は一緒に出席しています。


話を聞きますと、

数年前に、若手が台頭してちょっと雰囲気が変わって活気が出てきたなと、

思っていた高校が、また若手が引っ込み、以前の状態に戻っていたとのこと。

若手の改革がうまく行かなかったのかなあと思います。

期待していただけにちょっとがっかりです。


かと思うと、これまでスポーツでは実績があった高校が、

学力面にも力を入れだし、

結構な成果を出し始めているところもあったそうで、

雰囲気が明るく活気があったそうです。


この学校説明会に出席していると、

大きな変化はありませんが、

その時々の勢いのある高校、

反対に勢いがなくなってきた高校などが、

なんとなく雰囲気で分かります。

センターでは、その時々で、

出来るだけ勢いのある高校をおすすめしています。

卒業生の進路を見てみますと、

その時の勢いのある高校に進んだ生徒が、

やっぱりそれなりのところに進学しているようです。


明日もある高校の説明会に行ってきます。

人気のある高校で、天草くんだりの弱小塾など、

ほとんど相手にしてくれませんでしたが、

問い合わせを続けて3年目で、

やっと学校説明会への案内がありました。

かと思うと、他県ですが、県ナンバーワン私立高校の校長先生が、

わざわざうちを訪ねておいでになることもあります。

塾も長くやっていると、いろいろあります(笑)  

Posted by ひげの元塾長 at 19:26Comments(0)受験情報