2018年12月28日

仕事納め

今日は塾の仕事納めです。

冬休みとあって、早くから教室はいっぱいです。

また、卒業生が何人か勉強に来ていますので、

さらに活気があります。


仕事始めは、4日金曜からになります。

年が明けたら、いよいよ受験が本格的に始まります。

今年も全員希望通りに行きますように、

心から願っています。


みなさま、良いお年をお迎えください。  

Posted by ひげの元塾長 at 19:51Comments(0)学習塾情報

2018年12月26日

ウソのようなホントの話

私どものような塾の学習形態は、

一般的には自立学習塾と言う風に呼ばれています。

一斉指導による授業形式ではなく、

さりとて少人数の個別指導でもない。

集団の個別指導とでも言うような形です。


具体的に言うと、

塾が準備した教材を、

生徒がそれぞれ個別に学習し、

分からないところを指導者に質問するというものです。


このような指導形態が生まれたきっかけを、

以前何かで読んだことがあります。

ある大手の学習塾で、

突然ある教科の担当の先生が辞めることになり、

別の講師が2つのクラスを、

同時に見なければならなくなりました。

当然授業はできないので、

両クラスに演習問題を与え、

教室を掛け持ちして、

分からないところだけ質問に応じる。

と言う形を、仕方なくとったそうです。


すると、しっかり授業を行っていた他の教科よりも、

成績アップが著しく、

そこでその塾は、一斉授業をやめ、

今でいう自立学習のスタイルの指導に変更したところ、

生徒の成績が顕著に上がり始め、

業績がアップしたという話でした。


私どもの塾も、開業した時は、一斉授業の塾でしたが、

思うところあって、

2年目の終わり頃に、

自立学習塾に切り替えました。

すると当時中学生のクラスが、

それまでの授業による一斉指導の時より、

はるかに成績が上がり始めました。

中には、学年で10位以下から、

トップに上り詰める生徒まで出てきました。

その時に、自立学習に将来性を見出し、

現在まで少しずつマイナーチェンジしながら、

この指導法を継続しているわけです。


授業でなければ学力はつかないというのは幻想です。

これは教科書作りに携わるような有名な先生から聞いたのですが、

「教科書を作っているような私が授業したクラスと、

昨日今日、教師になったような新米の先生が授業したクラスと、

学力テストをやったら、あんまり変わらないんだよね。」

とおっしゃっていました。

もちろん授業によってその教科に興味を持ち、

将来的に学力がアップするという事はあるでしょう。

しかしながら、うまい授業をやったからと言って、

学力が付くとは限らないということは、

まぎれもない事実なのです。


私たちは、この指導法を究極にまで高め、

この地域の子供たちの学力向上に貢献したいと思っています。

そのための大改革を来年度から実施します。  

Posted by ひげの元塾長 at 20:55Comments(0)勉強法

2018年12月25日

塾長クラブの快挙

昨日、長崎の名門校、青雲高校に、

塾長クラブで指導している生徒が見事合格を果たしました。

中1でうちに入塾してきたときは、

とても今回の結果は想像できない成績でしたが、

見る見るうちにみんなを追い越し、

3年生になった時には、

うちの塾で学年トップの成績になりました。


何故その生徒がここまで成績が上がったか。

それは一重に彼の努力のたまものであります。

私が提示した基礎学力を達成するための課題を、

唯一期日までに達成したのはその生徒だけです。

また最後の仕上げの全国高校入試問題集を、

全県達成したのも今のところその生徒だけです。


また2年生の時に、それまで指導を受けていた講師ではなく、

恐ろしくてみんな出来るだけ近づかないようにしている、

私の直接指導を希望し、

毎日私からぼろくそに言われながらも、

一所懸命勉強を続けた成果が、

この受験の結果となって現れたのだと思っています。


ところで、話題の塾長クラブではどんな勉強をするかと言うと、

私がたてた計画に沿って、

毎週火曜から木曜までの午後7時から10時まで、

3日9時間をひたすら演習問題に取り組むコースです。

このコースの生徒さんたちは、

解答・解説つきの問題を自力で解き、

解説を読んでもわからない問題だけ

質問に来るという学習形態です。

いつでも質問して良いという事になっていますが、

今回合格したその生徒を含め、

これまで9か月間、

数えるほどしか質問には来ず、

ほぼほぼ自力で勉強をしています。

そんなの自習と変わらないんじゃないかと

思われるかもしれませんが、

目標に向かって、どのレベルの問題をどの程度の量をするべきかを

判断するのが難しく、

それは長年の経験と情報の分析を必要としますので、

そこが私たちの出番という事になります。


このような勉強のスタイルで、

これまで勉強を進めてきた生徒さんたちですが、

全員少なくとも始めたころより成績は上がっていますし、

半数以上は劇的に成績が上がっています、

中には学校で、もうちょっとで1番になると言うところまで、

成績を上げた生徒もいるくらいです。


このように、授業を受けなけければ、

学力はつかないという考えは、

大きな間違いであって、

要は、真の学力をつけるには、

いかに適切な質と量の勉強を、

自分自身で行うかという事だと、

この1年、塾長クラブを指導してきて、

確信を持つことが出来ました。


来年度からは、TM学習センターの中学生部は、

大半が小学生の時から私の塾で、

学習の仕方を身に付けてきた生徒だけになります。

ですから、来年の4月からは、

中学生全員に対して、

塾長クラブ式で勉強を進めて行こうと思っています。

私の予想では、全員が、

自分の予想以上の成績をとることになると確信しています。


4月からの新生TM学習センターに、乞うご期待!!  

Posted by ひげの元塾長 at 20:10Comments(0)学習塾情報

2018年12月11日

名医は隠れたところにいる

数年前、ある手術をしました。

それから数か月後、

仰向けになると右腰の上のあたりに痛みが走るようになり、

横向きでしか寝ることができなくなりました。

それから整体など、

色んな所に治療に行きましたが、

なかなか良くなりませんでした。

それでもしばらくしたら、

いつの間にか良くなっていました。


それから1年とちょっと経ったある日、

出張でホテルに泊まった時、

夜中、前痛んだ場所に激痛が走り、

目が覚めました。

寝ても起きても痛みは治まらず、

家内に痛み止めや湿布薬などを買ってきてもらい、

対処しましたが、

結局朝まで痛みは治まらず、

それから数日は、

横になると痛みが走るので、

ソファーに座ったまま眠りました。

以前お世話になっていた理学療法士さんに見てもらったら、

筋膜が固くなっているとのこと。

施術してもらったら、少し楽になりましたが、

相変わらず痛みは消えず、

右向きに横になると何とか眠れるようになりましたが、

それでも時々激痛で目が覚めました。


その後大きな病院でみてもらいましたが、

内臓や骨には異常はなく、

多分筋膜が痛んでいるだろうと診断され、

特に治療法はないと言われました。

医療に詳しい知人から、

針治療を進められたので、

しばらく針治療にも通いました。

それでも痛みは取れません。


万策尽きてネットで「筋膜痛」を検索したら、

何やら新しい治療法があって、

その治療をしてくださるところが、

群馬県、隠岐の島、大分にあることがわかりました。

大分の病院なら5時間弱で行けそうでしたので、

予約をして先日行ってきました。


ビルの4階の一室にある、

とても小さな医院でしたが、

患者さんはたくさん来ているようでした。


痛みについての説明があり、

触診など15分くらいの診察のあと、

多分、治療自体は数分で終わったと思います。

「終わりましたよ。」

と言われたときには、

それまで痛かったのが、

嘘のように、痛みがなくなっていました。

その後、痛みがぶり返さないためのストレッチの指導があり、

治療は終了しました。

その治療法は、自由診療で、

まだ保険が効きませんでした。

なのに、初診料を入れても6000円ですみました。


死ぬほど悩んだ痛みをとってもらってこの金額には、

さすがに驚きました。

名医と言うのは、隠れたところにも存在するのだと、

改めて確信しました。


さて、これからが本題です(長い前振りでした。)

塾を病院に例えるなら、

大手の塾は、最新設備が揃った総合病院のようなものでしょう。

しかし、いくら大きな病院でも、

いくら最新の医療機器が揃っていても、

治らない病気があるのも事実です。

しかし、そんな病気を治してくれる、

小さな病院があったりもします。


私が目指しているのはそういう塾なのです。

私のやり方で伸ばすことができる生徒さんに集まってもらって、

他のところでは考えられないくらいの成果を出す。

それも短期間ではなく、

長期にわたって、ゆるぎない学力を身に付けさせる。

これが私の本当にやりたかったことなのです。


というわけで何度もお知らせしていますが、

来年度より、幼児・小学生のみ入塾を受けいれ、

最長中学3年生まで指導をさせていただく、

そう言う形態の塾になります。


私が今回出会ったお医者さんのように、

自分の得意とする専門分野で、

大きな成果を出したいと思っています。
  

Posted by ひげの元塾長 at 21:38Comments(0)学習塾情報