2020年02月14日

お笑いの芸人さんが、いろいろな才能を発揮する理由についての学習指導者の観点からの考察

なにやら長ったらしいタイトルになりましたが、

昔から、もともとお笑いの芸人さんには、

のちに俳優になったり芸術家になったり、

作家になったり政治家になったりと、

いろいろな才能を発揮する人が多いように思います。

記憶にあたらしいところでは、ビートたけしさんや鶴太郎さん、

ちょっと前では、いかり屋長介さん谷啓さんなどなど、

枚挙に暇がありません。

同じ芸能人である歌手の人たちを比べると、

意外な才能を発揮させる人の多さは、比べるべくもありません。


何故、お笑い芸人の人達は、いろんな才能の花を咲かすのか。

その疑問について、学習指導者の立場から考察しますと、

ひとえに、文章の暗唱ではないかと推測します。

漫才、落語、コント、などなど基本はすべてセリフを暗記します。

毎日毎日、膨大な量の文章を暗記しています。

おそらく一般の俳優さんに比べても、

セリフの暗記量はかなり多いように思います。

そしてこのセリフの暗記が、お笑いの枠にとどまらず、

様々な分野で、いろいろな才能を発揮させる大きな要因になっていると

これまで、たくさんの生徒に学習指導をしてきた観点から、

そう推測ができます。


もし、なんとなく勉強が苦手だなあと思っている人がいたら、

是非、暗唱に挑戦していただきたいと思います。

興味があるものでもいいのですが、

できれば名文と呼ばれる古典の文章や、

名作と呼ばれている文学の一節などを暗唱してもらえれば、

より効果があるのではないかと思われます。


ちなみにうちの塾で、小学校のうちに百人一首を全首覚えてしまった生徒が、

これまでに数人いますが、

例外なく、みな難関国立大学に進学しています。


今TM学習センターでは、希望する生徒さんには、

百人一首の暗唱に挑戦してもらっていますが、

すでに覚えてしまった生徒さんも何人かいるようです。

将来がとても楽しみです。

<百人一首の達成票の一部>




  

Posted by ひげの元塾長 at 20:33Comments(0)つぶやき&ぼやき