2018年07月17日

伸びる生徒と伸びない生徒

能力は高いし、努力しているのになかなか伸びないなあと思った生徒が、

過去に何人かいます。

よくよく思い返してみると、共通点があるように思います。

それは、柔軟ではないという点です。


私は、ここ10年ほど、毎年理科の特別授業をしています。

そこでは、通常学校で習うようなやり方ではなく、

これまで有名な塾や予備校で教えられてきた特別な方法を、

誰にでもできる方法に改良して教えています。


例えば、オームの法則は学校では公式を覚え、それに当てはめて問題を解きます。

しかし私は、専用の図形を使って問題を解く方法を教えています。

以前、本当に学年1位を狙えるような生徒で、

なかなか上位になれない生徒がいたのですが、

授業でその方法を教えて演習をさせている時に、

その生徒は、私が教えた方法を使おうとはせず、

それまでに自分が身に付けたやり方を押し通してやっていました。


何も私は必ずしも私の教えたやり方が絶対良いとは言っておらず、

一応やってみて、自分に合ったやり方で解くようにしなさい。

と言っています。

ところが、やってみようともせず自分のやり方を押し通す。

こういう生徒さんは、残念ながら伸びません。


最近も、フレミングの法則の代わりに「ツッパリの法則」という方法を教えました。

今、有名な塾や予備校では、ほぼ常識となってる方法ですが、

私がツッパリの法則を指導した目の前で、

左手でフレミングの法則をやっている生徒がいました。

何も言いませんでしたが、

とても残念な気持ちになりました。


私も誰かに何かを教えてもらったときは、

とりあえず教えてもらった通りにやってみて、

それでも前の方法が良かったら、前の方法に戻りますし、

新しい方法が良いと思えば、

躊躇なく新しい方法を取り入れるようにしています。

多分、そういう姿勢をとり続けてきたことが、

この塾が20年以上も続けてこられた要因の一つではないかと思っています。


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Posted by ひげの元塾長 at 20:24│Comments(0)学習塾情報
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