2015年01月22日

作文の書き方

作文の書き方

FBの投稿に、「子供がなかなか作文を書かない。」というのがありました。例えば低学年の頃は、たくさん面白い文章を書いていた子供が、学年が進むにつれ、だんだん作文を書けなくなるという話はよく聞く話です。なぜ書けなくなるか。それは書き方がわからなくなるからです。低学年の頃は何も気にせず思いつくまま文章が書ける場合が多いですが、高学年になると、上手に書きたい。書かなければならないという思いが強くなります。だからなかなか筆が進まないのです。

私の塾では中学生になると論文の書き方を指導します。この方法は、ある生徒が大学入試の小論文でも十分使えましたよといってくれた方法です。かれは超一流の私立大学に合格しました。その方法を若干変えて小学生にできるようにしたのが次の方法です。作文で悩まれているところは是非やってみてください。この方法は読書感想文などにも使えます。

<作文の書き方>
1 できるだけ短い文をつないで書く。点や丸(句読点)をたくさん使って書くといっても良いでしょう。
2 次の順番で書く
 ①結論
 ・僕は友達は大切だと思います。
 ②理由
 ・その理由は、友達は困っているとき助けてくれるからです。また友達がいると寂しくありません。
 ③例
 ・例えば、先週僕が財布を落として困っているとき、ともだちのA君が一緒に探してくれました。そして見つけてくれたのです。
 ④意見・まとめ
 ・だから僕はこれからも友達とは仲良くしていこうと思います。

いかがでしょう。もしこれが難しい場合は、次の文の型を使って書いてみてください。

①僕(わたし)は・・・・・・・・だと思います。
②その理由は、・・・・・・・・だからです。
③例えば・・・・・・・・です。
④だから、僕は・・・・・・・・・・・しようと思います。

これで原稿用紙1枚くらいにはなります。もっと長くしたい場合は、結論を複数にしたり、理由を複数にしたり、例をたくさん挙げるとかなり長い文章にもなります。

是非お試し下さい。
  

Posted by ひげの元塾長 at 17:44Comments(0)勉強法